<沖電気のif800について> 沖電気のif800といえば、でかい筺体にプリンタ内臓。ディスプレイやFDD(しかも8インチ)まで一体化したビジネス用PCでした。 メイン機種のモデル30はカラー版が1,498,000円、モノクロ版が1,238,000円と、パソコンとしては最高レベルの価格設定でした(カラー化するのに25万円もかかるのも「?」ですが)。 CPUが5MHzのZ80でモノクロ表示で1,238,000円もするのなら、僕なら断然ヤマハの夢のマシンYISを買っちゃうはずですが、このif800、一時期はどのパソコン誌にも広告が沢山載っており結構な勢力を誇っていました。 そして、沖電気なのですが、ホビーユースを徹底的に否定してました。ビジネス機であることを強調するため、わざわざ「ゲームはありません」なんてコピーを付けた広告もありました(そんな事を書いて何の得になるのやら・・・)。 実際、あのマイナー機の味方ベーマガにすらプログラムが載っているのを見たことがありませんでした。 (この時代にかなりの勢力を誇ったにもかかわらず、今になってもエミュレータが存在していないことからも、いかにこのマシンが個人に人気が無かったかが判ろうというものです) それに、プリンターが強制的に内蔵ということは、プリンターを使わなかったり共有したりという用途を全く考えてないですね。 で、肝心のビジネスソフトなのですが、普通に1本25万円ぐらいしてました。社員を削減できることを考えたらこれでもいいのかもしれませんが、いかにも高いです。 このへんを見てると、この後に登場したNECのPC-9801が何とお買い得で個人向けにもビジネス向けにもバランスが取れていたことか・・・感心させられますね。 実際、この手の各社から出ていたビジネスパソコンはPC-9801の登場後は完全に沈黙してしまいます。特に、フロッピー内蔵のPC-9801Fが登場してからは98の独走状態となります。 (※唯一PC-98とまともに戦えそうだった富士通が1ランク下のCPUのマシンをPC-9801Fと同じ値段でぶつけたり、満を持して投入したFM-16βに何を思ったかCP/M(8ビット機かっちゅーの)を搭載したりして自滅しちゃいましたからね・・・) (あと、かなり後になってから出たモデル60だけは結構良いデザインだったりします) (※次の号からはちゃんと「誰も追いつけない」に変更されてました。) 写真では判りにくいのですが、何とディスプレイの画面の下にもファンクションキーが設定されています。 でも、良く考えたらほとんどのモデルがディスプレイ内臓なので、質問自体がネタのような気もしますが・・・・。 |