-FM-7用打ち込みゲーム(1):BLUE DREAM- ログイン86年9月号で3rd PRIZEを取った武内敏氏によるコミカルなダンジョンRPGです。 敵はヤーサン、BUG、バカトノサマなどふざけたものばかりなのですが、ゲームバランスは激辛です。 このゲームの難しいところは、自分が強くなると自分よりちょっとでも弱い敵は逃げてしまい戦えなくなるというところです。このため、常に無理めの相手と戦い続けることになります。 やっとの思いでお金を貯めて武器を買うと、なんと今度は自分より強い敵まで逃げてしまいます。どうやら攻撃力に反応しているようです。クリアできた時は結局最後まで素手で戦っていました。防御力には反応していないようなので、お金はクスリと防具だけに使いましょう。 あと、ダンジョンには落とし穴やクスリを食べる植物、お金を取っていく泥棒(モチツキドラ夫)など、大量のトラップが仕掛けてあり、ものすごい難度です。マッピングは絶対に必須です。 一歩一歩マップを描きながら敵を1匹倒したらセーブ。大きなダメージを受けたらこまめにロード・・・という作業を延々を繰り返す必要があります。 今考えたらよく実機(しかもテープ専用)でこんなゲームプレイできたものだと思うのですが、当時はタダ(雑誌代のみ)でゲームができるというので大喜びでリストを打ち込んでプレイしてました。 (これ、テープログインが売ってたのにビンボーだったので頑張って打ち込みました。) タイトル画面。まずはストーリーを見ましょう。 キャラクターを作ってテープにセーブ。信長の野望みたい。 STRが高いと敵がすぐ逃げてしまうので、STRはなるべく低くしてHPが高くなるようにしましょう。 (画面写真のようなのが理想的です) スタート直後。強い敵に遭ったら迷わず逃げて、スケルトンとだけ戦いましょう。 敵が近寄ってくると足音がします(何かに似てるなと思ったらダンジョンマスターでした)。 自分よりちょっとでも攻撃力が低いとすぐに逃げるモンスター。どうやって経験値を稼げと・・・ 自分より強い相手としか戦えないのでレベルが上がってもちっとも強くなった気がしませんね。 強敵バカトノサマ。これが倒せるのならクリア間近。武器は買わずに防具だけで進みます。 (実機ではこのあたりで力尽きたのですが、25年ぶりにエミュレータ上でプレイしてようやくクリアできました。) 次回作に続く・・・になってたのですが、結局出ませんでした(そういえばタイトルにもパート1と書いてあります)。続編があるのならぜひプレイしてみたいものです。 テープ専用なのにディスクモードで打ち込んでマップデータがディスク管理領域に食い込んでディスクを飛ばしてしまったのは苦い経験でした・・・ |