FM-7の部屋


 ここは富士通の8ビットパソコンのベストセラー機、FM-7系のマシンに関するページです。
 小技や昔のゲームの紹介、裏技(そしてたわごと)など徐々に内容を増やしていきたいと思います。

 この冬休みを利用してI/Oに載っていた巨大プログラム(Evil BurstというRPGで、86年当時からいつか時間があったら打ち込もうと思ってました)を打ち込んだのですが、なかなかまともに動いてくれません。入力にも莫大な労力がかかったのですが、デバグにも相当かかりそうです。全ブロックのチェックサムが正常なので、サムに引っかからない入力ミスをしてそうです。ゴールデンウィークはこれのバグ取りになりそうです・・・
 ゴールデンウィークを使って全ての縦サムと横サムを調べたのですが、特に問題は見当たりませんでした。入力ミスではなくて別の問題がありそうです。マシン語の圧縮リストを別の位置に展開しているのでデバグは容易ではないです。このまま迷宮入りになりそうです。

 どうも他の人が入力しても同じ症状が起きているようです。入力ミスではないですね。エミュレータとの相性か、元々そのプログラムが間違っているのかのどちらかのようです('11.10.06追記)

 どうやら雑誌掲載時にプログラムを圧縮する際に何らかのミスをして元通りに展開されなくなったのがEvil Burstの不具合の原因とみて間違い無いでしょう。結局、このゲームをプレイできたのは作者とI/O編集部だけという・・・。当時、このゲーム目当てでこの号を買ったのですがねぇ。(なお、I/O編集部にメールで問い合わせをしましたが、古すぎるのか返事がありませんでした。)('16.03.16追記)




100ブロック以上のマシン語と長大なBASICのリストを入力して結局動かなかったEvil Burst。
まさしくEvil(邪悪)なプログラムです(笑)。


 なんと、Evil Burstの作者のMr.Openさんから完全に動くバージョンのEvil Burstのイメージをいただきました!38年越しにこのゲームを遊べるようになるなんて感無量です。Mr.Openさん、本当にありがとうございました・・・。('24.10.29追記)



このゲームが実際に遊べる日が来るとは・・・長生きはするものですねえ。



<FM-7関連の小技>

・FDDに保存されたFDD不可ファイルの保存方法('09.08.31更新)
管理領域にアクセスしてしまいディクスを飛ばしてしまうと精神的ショックは相当なものです・・・

・F-BASICのプログラムをジワジワと(確実に)イメージ化する('10.10.24更新)
段ボールに詰まったカセットの山を少しずつイメージ化していて気づきました・・・

・F-BASIC V3.0のゲームにBGMを付ける('11.03.10更新)
今頃こんな方法を発見してしまいました。25年前に判っていたらベーマガの投稿プログラムにBGMが付けられたのですが・・・・



<ソフト紹介>

・FM-7用打ち込みソフト(1):Blue Dream('10.09.25更新)
自分が初めて打ち込んだ大型プログラムでした。今考えると異常な難度ですが当時は嬉々としてプレイしてました・・・

・FM-7用打ち込みソフト(2):The Tower of Moonlight('10.09.27更新)
これもリストは相当の長さでした。しかし、市販ゲームに匹敵する内容でとても楽しめました。

・FM-7用打ち込みソフト(3):金庫やぶり('10.10.28更新)
ちょっとしたスプラッター・・・

・FM-7用打ち込みソフト(4):LOST STARS('11.03.07更新)
なかなかいい難度バランスのパズルゲームです。楽しめました。

・FM-7用打ち込みソフト(5):The Tower of Deepknight('11.11.18更新)
ベーマガの別冊に載っていたRPGです。

・FM-7用打ち込みソフト(6):Goderm('12.07.01更新)
プログラムポシェットに載っていた大作RPGです。

・FM-7用打ち込みソフト(7):SOUDER('14.06.07更新)
ベーマガの別冊に載っていたRPGです。斬り合いが熱いです。

・FM-7用打ち込みソフト(8):勇者の国('14.07.20更新)
これもベーマガの別冊に載っていたRPGです。よくできたゲームですがネタバレが・・・



 その昔は学校に大勢FM-7のユーザーがいて色々なソフトを貸し借りしていたものです。よく考えたらほとんどがテープユーザーで、ディスクを持ってる奴は一人しかいませんでした(中3でエルドラド伝奇持ってたI君はどう考えてもムッツリスケベ)。
 やがてFM77AVの時代になると、77AV持ってる友達の家にスペースハリアーなどをやりに行ったりしました。AV40買うお金持ちもいましたが、そいつは結局三国志にはまってそれ専用マシンになってしまいました。



友人の家でやりまくったスペースハリアー。
6,800円で買ってきたので、元を取ろうとやった回数を数えながらプレイしてました。


 授業中にはノート上でパズルゲームの面パターンとかゲームのプログラムを必死に作ってました(数学の授業以外はほとんど聞いてなかったかも)。TOWNS版3D-MAZEの迷路表示ルーチンも実は高1の時に授業中にFM-7用に作ったものだったりします・・・こりゃ成績落ちるわなぁ。

 それにしても、FM-7用の5インチドライブはずっと高値でなかなか買えませんでした。当時の88ユーザーはほとんどがディスクベースだったのですが、FM-7ユーザーはほとんどがテープベースでした。
 なにしろFM77AVの登場で値崩れした2ドライブ搭載のFM-77の本体の方が5インチドライブよりも安いぐらいでしたから・・・。
 で、やっと5インチドライブを買えたのは相当後になってからなのですが、そこからテープ版で気に入っていたソフトのディスク版を買いまくってしまいました。
 カリオストロの城やハイドライド2などはディスク版とテープ版の違いに感動したものです。
 ハイドライド2なんてテープ版は地下帝国に行くのに「片道20分」ですからね・・・。しかも、時々最後の最後でエラーが出るので地下への移動の20分間は緊張しまくりでした。
(ちなみにハイドライド2はWin95版まで買ってしまいました。もうアホとしか言いようがないです。88版も本(蘇るPC-8801伝説)の付録に付いてきたやつを持っているので合計4本も持っていることになります。ちなみに、友人の家でMSX版もプレイしたことがあったり・・・)





3本も買ってしまったハイドライド2。何回クリアしたことか・・・
(当時、自分が高校を休むと「ハイドラ休み」と呼ばれてました)


 ハイドライド2といえば、テープ版もディスク版も完全に解いたのに記念のためにヒントブックを購入してしまいました。もうその時点ではマップやトラップの位置などは完全に暗記してしまっていたのですが(というか、最初にプレイした時に色鉛筆を使って地上の全体マップを描いていたり・・・)

 上の写真はそのヒントブックに載っていた最強のキャラクタ設定でプレイしたもので、レベルが19なのにバラリスに楽勝で勝てます(が、設定する時のボーナス点がランダムで付くため、うまい設定が出るまで100回以上キャラを作り直しました・・・)。

 あと、ディスクを導入した際に、それまでに打ち込んだり自作したプログラム類(テープ30本位)がわずかディスク1枚に収まってしまったことも衝撃でした。セーブ・ロードの速さも段違いで別世界のようです(テープだとロード時の音でプログラムのどの部分を読んでいるのかが判りましたからねぇ・・・)。
 いつか使おうと5インチディスクを買いだめしておいたのですが、容量がでかすぎてまだ全然余ってます(というか、実質3枚分しか使ってません)。打ち込みだけで5インチディスクの内容を埋めるのは相当に困難っす。
 そして、今頃FM77AVを手に入れたのですが、3.5インチ2DDが入手困難で困ってたりします(ゴミ捨て場から5枚ほど拾ってきたのが全てだったりします)。

 ヤフオクでマクセルの新品の3.5インチ2DDを10枚入手できました。全てのデータを新品のディスクにバックアップできてひと安心です(ゴミ捨て場から拾ってきたFDDに保存してたデータは結構壊れてました。2枚に同じデータを保存してたので実害はありませんでしたが・・・)('12.01.29追記)。




今頃手に入れたFM77AV。やはり美しいです。
データレコーダ用のケーブル作ってFM-7用のプログラムを移して遊んでいます。






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