|
－FM-7用打ち込みゲーム(6)：GODERM－ このGODERM（ゴデム）は徳間書店が出していたプログラム投稿誌・プログラムポシェットの12号（最終号）に掲載されているTPM.COさんが作られたRPGです。TPM.COさんというのは当時有名だったFM-7用プログラムの投稿者で、いつも技巧をこらしたプログラムを組まれていて「F-BASICにこんな使い方もあるんだ」と感心させられたものです（というか、それ以前に高度すぎて自分には理解できない場合がほとんどだったり・・・）。 ゴデムはTPM.COさんの作品の中でも最高傑作とされるもので、全24面のRPGになっています。独特のセンスのあるグラフィックに加え雰囲気に合ったBGMまで付いています。これがたった３ページのプログラムに納まっているから驚きです（プログラムを見ても自分には何をやっているのかさっぱり判りません）。  タイトル画面。おどろおどろしい音楽が鳴ります。 何かキーを押すとゲームが始まります。  これが最初の面です。２階層目の左にあるカギを取って右下の扉から次の面に行きます。 物は１個しか持てないので、何度か行ったり来たりする必要があります（先にカギを持って行って扉を開けて、次に呪文を持っていくとか）。 時々トラップが仕掛けてある（爆弾や敵キャラがいきなり動く）のでマッピングが必須です。  ボスキャラの魔人ゴデムです。逃げ回りながら[SPACE]キーを連打して呪文を唱えて倒します。 こいつに踏まれると体力が減っていきます（写真の状態だともうやばいです）。それぞれ動きが違うので相手の動きを見ながら頑張って逃げ回る必要があります。 コンティニューは無いので死亡したら最初からです。  呪文は特定のゴデムにしか効きません。どの呪文がどいつに効くのかメモを取りながら進む必要があります。 ダンジョンには色々な仕掛けがしてあって一筋縄ではいきません。似たような感じのゲームは特に思い付かないオリジナリティーの高いゲームです。 プログラムポシェット12号にはこれを含めてFM-7で遊べるゲームが５本も掲載されていました（うちTPM.COさんの作ったプログラムは３本）。こんないい雑誌をなぜ当時全号買っておかなかったのか・・・（今だとたまにオークションに出てきても恐ろしい値段になってます）。 |