PC-8801FHを買ってきてまずやったことは当時大流行したザナドゥでした (そう、FM-7テープ版のザナドゥは中止になったのでした・・・・まあ、出たとしても面間移動でデータをロードする必要があるため拷問レベルだったでしょうが)。買ってきて「さあ遊ぼう」とパッケージを開けると、「ユーザーディスクが必要」の説明が・・・。自転車で5インチ2Dを売っているところを探したのですが、1軒目のOAショップでは1枚1500円と言われ、2軒目の栄電社でやっと1枚200円のものを見つけて買いました。 早速プレイすると操作がものすごく難しい。なんかジャンプした瞬間に地面に落ちるので雑誌に紹介されていた2段ジャンプなどとてもできそうにありません。・・・そうです、88FHはデフォルトが倍速の8MHzのモードだったので、そのモードでプレイしていたのです。 色々なパソコン雑誌の攻略記事を見ながら快調に面をクリアしていきます。最初のボスキャラ・クラーケンの登場時にはちょっと緊張しましたが、充分に鍛えながらのプレイでどんどん先の面に進んでいきます。このまますんなり解けると思いきや、Level10でザコキャラが急に強くなり突然苦戦し始めます。カッパードラゴンとか見かけは弱そうなのに異様に強い。しかし、一番えげつなく強いのはロボットのCZ-812CE、というか、これどう見てもモンスターじゃないし。 寝食を忘れてプレイして何とかキングドラゴンのところまでたどり着いたのですが、正面から戦うとなぜか全く刃がたちません。どうも鍛え方が足りないみたいです。 しょうがないので逃げ回りながら魔法攻撃をしかけたのですが、1回の攻撃でHPが50しか減りません。奴のHPは500万なので、ちょっと現実的な戦法ではありません。 で、色々試していたら頭の後ろと羽の間あたりに弱点があるらしく、ノーダメージで倒すことができました。なんかちょっとした裏技っぽいです。 で、ザナドゥなのですが、結局、PC-8801mk2SR版とFM-7版とPC-98用のリバイバル・ザナドゥの3本も買うことになります。というか、むしろPC-9821Xeはそのためだけに買いました。アホとしか言いようがないですね・・・。実際、98用に買ったゲーム系ソフトもこの1本だけで、あとはN88BASICでひたすらプログラム組んで遊んでました・・・さらにF-BASIC for Winを買ってきてF-BASICも使ってました。TOWNS使えばいいのに何をやってるんだか・・・。 高校時代、よく土曜はさぼって休んだのですが(おいおい・・・)自分が休むと「ザナドゥ休み(もしくはハイドラ休み)」と呼ばれていました。(なにしろ土曜の授業は「古典」と「柔道」で理系の自分には全く関係無かったので・・・。) でも、これだけ熱中したザナドゥですが、シナリオ2は好きになれませんでした。良く考えたら「高難度版での続編」で良かったソフトは1本もないですね。やはり寝食を忘れてプレイしたダンジョンマスターもカオスの逆襲はイマイチでしたし。 これまた3本も買ってしまったザナドゥ。 パン屋のグラフィックが88SR版とFM-7版で違ったりします。 PC-98版リバイバルザナドゥです。 このゲームをプレイしたいがためにPC-9821Xe/10を購入してしまいました・・・。 (しかも、PC-88SR版とFM-7版を持っているのに) ゲーム画面には大した違いは無いのですが、道場やショップのグラフィックが 格段に美しくなっています。 しかし、PC-8801で個人的に一番面白かったゲームはザナドゥではなく日高徹さんの名著「PC-8801mk2SRマシン語ゲームプログラミング」の付属ディスクに収録されていた「ペンキボーイ」(※うろ覚えなので名前が間違っているかもしれません)というゲームで。パックマンの要領でモンスターから逃げながら床をペイントしていくのですが、これが絶妙のゲームバランスで麻薬的な面白さです。 これほどの名作なのですが、今ではググっても「ペンキ屋Youちゃん」の方しか出てきません・・・・ ペンキ屋Youちゃん。にっくき野良犬や意地悪な親方の妨害にもめげす、ひたすら壁を塗り続けるYouちゃんの雄姿・・・ |